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andonuts CAFEとは

&donutsプロジェクトが主催する本イベントは、サステナブルな働き方やワーク・ライフ・インテグレーション（仕事もプライベートも人生を充実させる大切な要素であるとの考えから、双方を統合させて生活の質を向上させようとする取り組み）など、プロジェクトの価値観に共感いただいた方々とメンバーによる対話を目的としています。これまでの開催でも、対話や交流を通じて気付きを得たり、視野を広げるきっかけになったとのお声をいただいております。ここに集う人々のコミュニティを通して、人の和を広げていくことができればと思っております。

今回の開催に込めた思い

ビフォア・コロナはオフィスを構える柏の葉（千葉県柏市）と湘南（神奈川県茅ヶ崎市）のそれぞれの地域で、周辺に住む方々やメディアをお招きして開催してきました。新型コロナの影響で進行中の企画は保留としていましたが、「全国で同じ志を持つ方々とつながる場をオンラインで挑戦したい。それを、メンバーと共につくりたい」というメンバー・湯村の熱意から本イベントの企画が始まりました。

不確実な時代だからこそ自分らしく働き、生きることの重要度が高まると考えています。それを実現させるには自身のWill（やりたいこと・なりたい自分）が大きな鍵となると実感しているため、参加者の皆さまとWillを共有し、そのWillをかなえる働き方について考える機会を設けたいとイベントテーマを設定しました。また、対面からオンラインへシフトしても、一方的な発信ではなく双方コミュニケーションが図れる対話スタイルにこだわりました。

開催当日の様子

当日は、予定通り10時にスタートし、7名の参加者と9名の&donutsメンバーがオンライン上で集いました。

・フレームワーク紹介

はじめに、キャリアコンサルタントの資格を持つメンバー・青木から「私らしく働く、生きるをかなえるためのヒント」としてWill・Can・Mustの3つの視点で自分を見つめる手法を紹介しました。&donutsメンバーの毎期の個人目標でも採用しているフレームワークで、3つの輪の重なる部分が大きくなるほどイキイキと働けて成果も高まり、それが「私らしさ」やモチベーションにつながります。

Willの引き出し方としてお伝えしたのは、Willの答えは自分の中に必ずあるということ、だから、自己理解を深めることが大切だということ。そこで、ひとりひとりが自分と向き合い、内省していくためのヒントも紹介しました。

また、&donutsはWill・Can・Mustの3つの輪の重なりを大きくしていけるプラットフォームであると言及し、そのソリューションとなるのは職住近接やワーク・ライフ・インテグレーションの考え方、ワークスタイル選択制度、業務の属人性を排してバックアップをもつチーム体制にあると説明しました。

・ワークショップ

「私のWillは？」をテーマにしたワークショップではグループに分かれ、自己紹介と絡めてそれぞれのWillを語りました。各グループで話し終えた後は全体で分かち合いをし、「仕事と家庭のバランスをとりたい」「子育て中なので在宅勤務をしたい」といった声が出ました。

続いて「私のWillをかなえるためのサステナブルな働き方を一緒に考える」をテーマにし、そのWillを実現するにはどのような組織や社会が広がるといいかを扱いました。ウィズ・コロナ、アフター・コロナでもサステナブルに働き続けることができるよう、ワークプレイスや組織体制、新しいワークスタイル、地域社会との関わり方など広い視点で見てほしいと司会の湯村が伝え、グループワークへ入りました。

全体での分かち合いの時間には、「バランスを軸に話が展開した。会社の利益と社会貢献、子どもとの時間と仕事の時間などバランスをとりながら長く働ける場所がほしい」「子育てなどで100%で働けず20〜30％であっても知識をためる時間があったり、ライフステージの変化に応じて仕事の割合を変えていける社会なら復帰もしやすい」といった声が出ました。

経験や積み上げてきたスキル、大事にしている価値観など重なる部分のある方々が集まり、ご参加いただいた皆様が積極的に話してくれたおかげで新たな気付きを得たり、自らの思いを深めていく温かで充実した時間となりましたことに感謝申し上げます。

参加者様からいただいた声（抜粋）

・育児や家事などの「やらなければならないこと」で時間が割かれる中、仕事の「Must（求められていること）」と「Can（できること）」をこなすだけでも大変になってしまい、「Will（やりたいこと、なりたい自分）」がおろそかになってしまっているのに気が付くことができました。

・こういうイベントは初めてでしたが、行動なしに道は開けないと、思い切って参加しました。初めは緊張しましたが皆さんの温かい雰囲気に心地よく参加することができました。ありがとうございます。もっと他の方の話も伺ってみたかった、話をしてみたかったです。私の「Will」、もっと考えてみたいと思います。

・どんな働き方をしたいか今一度考えるきっかけになりました。&donutsでお仕事をされている方のお話をもっとお伺いして更に具体的な働き方に触れてみたいと思えました。

イベントを終えて

本イベントの発起人であり、司会を務めた湯村は、「参加者の方たちとの交流は楽しく、刺激をいただきました」と振り返り、「今後も定期的に開催していきたい。コロナが収束し日常生活が戻ったら対面イベントも開催できると信じて、今はオンラインで続けていきたい」と今後への意気込みを語りました。

ワークショップを担当した青木は、Willを引き出すおすすめの手法として「他者と話してみる」を紹介しましたが、実際にワークショップを通して対話の中で気づきを得てもらえたことを実感できたと言います。「働くを応援する」が自身のキャリアのキーワードであり、その一歩が踏み出せたことを喜びながら、今後も続けていきたいと決意を新たにしております。

最後に

これからも働き方に制限があっても自分らしく働ける人を全国に増やしていけるよう、働き方や生き方を見つめ直す機会やコミュニティを作っていければと考えています

〜&donutsの根源にあるもの〜
自分がどのような人生を歩みたいのか。
どういう働き方をし、何を実現したいのか。

これを体現するメンバーたちで、ご回答いただけたアンケートのご意見も活かしながら今後もandonuts CAFEを企画していきます。

Well-Being（ウェルビーイング）に生きる人が増え、地域の皆様と連携して課題解決や価値創造につながる活動にもつながることを願いながら、これからも日々、誠実な業務と明るい笑顔を積み重ねてまいります。これからも&donutsプロジェクトを何卒よろしくお願いいたします。