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湘南で地域の皆様との関わりのスタートとなるイベントを開催しました。
12月10日(火)、湘南オフィスのオープニングイベント「『生活の地で働く』を叶える&donutsプロジェクト~湘南の企業と考える職住近接の今とこれから~」を開催し、湘南エリアや都内から30名の方々にご来場いただきました。
当日は、13時半の開場にあわせ続々と参加者の方が来場され、14時ちょうどにイベントがスタート。
まずは「生活圏での職住近接を実践する&donutsプロジェクト」と題し、弊社代表の渡辺によってプロジェクト始動の経緯や今後の展望が語られました。積み上げてきたキャリアを活かして郊外で働くことができるという&donutsの付加価値を全国に展開していくと同時に、オフィスを活用した教育機会の創出やコミュニティカフェの運営を模索していくことが紹介されました。
次に、湘南地域に特化した就業支援を行う湘南WorK.の河野様、小室様、KAMAKURA COWORKING HOUSEの小松様をゲストにお招きし、&donutsプロジェクト 統括責任者の飯田と「職住近接の今とこれから」をテーマにトークセッションを実施。
河野さんは自身も「湘南で働きたい」と考えたことをきっかけに、小室さんと湘南WorK.を立ち上げられました。湘南地域の魅力的な企業の情報発信を続けてきた中で「職住近接のニーズの高まりを感じた」と言います。一方で、小室さんは「ニーズはあるけれど、求職者と企業側のギャップ感じる」こともあるとした上で、&donutsの取り組みには「そのギャップを解消する役割を期待できる」と述べました。
また、飯田の「Web業界の未経験者であっても、ポテンシャルが高ければ採用する」との発言を受け、小松さんは「未経験者を育成できるのは強み」と指摘。ご自身が対面している小一の壁、特に時間をやりくりする難しさの解決策になるかもと述べつつ、&donutsが取り入れている「チームで仕事をする」ことのメリットや課題についても取り上げました。
飯田は、&donutsは個人の成長の場でもあるとし、「子どもがいることでキャリアをあきらめる必要はない」「時短勤務であることを理由に業務内容を軽減することはない」などのマネジメント方針を示しつつ、柔軟な働き方のなかでも、プロフェッショナル性を持って業務に取り組む必要性に言及しました。
続いて、生活の地での職住近接という働き方をリアルにイメージしていただけるよう、職種の異なる3人の湘南オフィスメンバーが登場。&donutsプロジェクト マネージャーの柳尾が、自身の経験も交えながら、&donutsと出会う以前の悩みや、選択した経緯、入社後の変化など、それぞれのストーリーを深く掘り下げました。
「シフトの自由度が高く、自分や家族の時間を確保できる」「&donutsではお互い様という価値観が根付いている」など、&donutsが掲げているワーク・ライフ・インテグレーションによって、生活の質が向上したと、各メンバーがそれぞれの言葉で語りました。参加者の皆様には、三者三様の&donutsとの関わり方を感じていただくことで、プロジェクトのあり方を垣間見ていただけたのではないかと思います。
最後に設けさせていただいたカフェタイムでは、メディアや地元企業・団体の皆様だけでなく、郊外での職住近接という働き方に関心をもつ一般の参加者の皆様からも、代表やメンバー、ゲストスピーカーらに積極的に、直接ご質問やご感想などをいただくことができました。有意義なコミュニケーションの時間となり、&donutsの湘南オフィスとしてようやく地域の皆様との関係構築のスタートラインに立てたことを嬉しく感じました。
この出会いをきっかけに、地域の皆様と連携して課題解決や価値創造につながる活動ができればと考えています。
また、ママと共に遊びにきてくださったお子さまたちに、一同、癒されました。お子様連れで参加いただけたことで、「子どもと働くことのできるオフィス」というコンセプトを、イベントでも体現することができたように思います。そのおかげもあって、アンケートでは会場の雰囲気が「大変よかった」との回答を一番多くいただけました。
このオープニングイベントを通し、&donutsの取り組みや地域で目指すものをわずかながらでも知っていただくことができたとしたら、とても嬉しいです。こうした働き方が社会に広がることを目指し、引き続き湘南オフィスでは、柏の葉オフィスと連携して、日々、誠実な業務と明るい笑顔を積み重ねてまいります。